デスクワークの多い方、いつもお仕事お疲れ様です。
デスクワークといえば事務職の方以外にも、
書類の作成や整理など多くの職種の方も携わられているかと思います。
仕事となると数十分から数時間後単位で座りっぱなしは、当たり前になりがちですが、
身体には、相当な負担が掛かっています。
そこで、今回はお仕事の途中でも出来る簡単なエクササイズと
意外な骨の歪みが関わっていることを考えていきましょう!
意外な骨の歪みとは?
肩こりと言えば、肩甲骨をイメージされる方も多いのではないでしょうか?
実際に首や腕の付け根と筋肉でつながっており、首や肩を回すとゴリゴリッと音がすることがあります。
実際に触るとコリがあるし、動かすと硬いいかにも悪くなっていそうですが、
実は手先の作業が多い方の場合は、肩甲骨よりも先に手首の骨が先に歪み、
その連鎖反応として肩甲骨周りの筋肉のハリ、つまり肩こりになります。
なので、手首の骨の歪みをまず始めになんとかしなければ なりません。
手首の骨って?
ここで考える手首の骨とは手根骨と呼ばれる8つの骨です。
8つの骨は多くの筋肉の通り道となったり、筋肉に付いたりすることで、
筋肉の緊張を程よく保ってあげることで、手先の繊細な動きが可能となります。
手根骨が歪むと
手根骨のそれぞれの骨は非常に小さく関節を作っているため、小さな疲労でも受けやすく、歪みが起こりやすいです。
また、本来手は親指が外側を向いているのが、身体にとって負担の少ない状態です。
しかし、パソコンや書きものをしていると、その反対の向きとなってしまいます。
そうなると、手根骨の歪みは腕に伝わり、肩甲骨と首の骨(下部頸椎)を前に引っ張り猫背、巻き肩といった不良姿勢となります。
この姿勢では、本来の骨の位置でないままに、筋肉を使ってしまうため肩こりが起りやすい状態に。
手根骨を感じて、動かしてみよう!
そんなストレスを受けやすい手根骨。
まずはどの辺りにあるのかを模型と比べてみます。
どうでしょうか?
思っていたよりも、狭い中にひしめき合っている印象でしょうか。
手根骨を効果的に動かすために、手根骨とつながる前腕を掴んでみましょう。
ここでのちょっとしたコツは親指と小指で掴んであげること。
しっかり掴んであげたら、指先の力を抜いて肩からゆらゆらと手首を振ってみて下さい。
歪みが強い人はポキポキと骨が動くのを感じられるはずです。
手根骨の歪みをとる、セルフエクササイズ!
それでは実際にやっていきます!
といっても、非常にシンプル。
手首をキューッと反らして、曲げてを10回ほど繰り返して下さい。
ポイントは肘を曲げずに、手根骨が動いてあげるようにイメージすること。
ゆらゆらと動かしてあげた、その部分がキューッと動くようにイメージしてみて下さい。
人によってはよく使う手首の方が動きが悪く感じられる方もいるかもしれません。
無理のない範囲で動かしてあげてみて下さいね。
まとめ
意外なところも疲れてるんだなぁ。
そうなんです!
普段、コリを感じるところ以外にもその原因は潜んでいます。
とくに、長い間コリを感じている方には、肩以外のところから歪みが伝わっていることも感じてほしい。
是非、この機会に疲れから手首を解放して、肩こりを解消してみて下さいね。