姿勢改善

下っ腹ぽっこりを、食事制限なしで、5cm減らす方法とは!?

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下っ腹ぽっこりを、食事制限なしで、5cm減らす方法とは!?

年末年始のイベントもひと段落し、皆さま体調のお変わりはありませんか?

私は風邪を引いたことと、もう一つやっちゃったことがあります。

それは、腹囲の増加(汗)

ヘソから下のお腹がポッコリなっちゃています。

しかし、これは単に食べ過ぎだけが原因ではありません。

今回は食事制限なしでくびれたウエストを取り戻す方法をお伝えします。

 

食べ過ぎだけが原因じゃない!?

それじゃ、何が原因? 

ズバリ、内臓の下垂です!

主に小腸が通常の位置よりも下がってしまうため、

下腹のあたりだけがポッコリとしてしまいます。

寒い時期で身体を動かす機会が減ると

筋肉だけでなく、内臓自体も働きが弱まります。

そこに、普段より食事の量が増えることで、

内臓は下へ下がります。

何で内臓が下がっちゃうの?

内臓は位置を保つために、いくつかの方法があります。

まず、関節と同じく内臓にも靭帯があり、それが支えてあげています。

その靭帯は他の内臓とを繋いだり、骨(特に背骨)に結んであげることで位置を保っています。

そして、もう一つは呼吸です!

呼吸する上で重要な横隔膜が大切な働きをしてくれます。

呼吸は単に酸素を身体に取り込むだけでなく、

身体の中の圧力を調整して、内臓を引き上げてくれています。

つまり、呼吸がうまく出来ていない、横隔膜が使えていない人は

内臓が下がりやすい状態となっています。

ちなみにこれが横隔膜です↓↓

 

 

横隔膜を使った呼吸法

呼吸と言っても、吸って吐いて一緒じゃないの?

呼吸って、普段の生活でもほとんどの方が意識していないはず。

でも、呼吸って意識しなくっても忘れないですよね。

それは、脳の考える部分ではなく、生命を維持する部位が働くからです。

でも、考えればしっかりコントロールすることが出来ます。

それでは、何を意識するのか?

まず、息を吸ったときにお腹がプクーッと膨らむようにします。

そして、ゆーっくり息を吐いたときには、おへそが背中にくっつくイメージです。

また、呼吸のリズムは吸うが4秒だと、吐くのは倍の8秒。

1対2が理想です。

たいていの方は、呼吸が浅く、深く息が吸えていません。

そればかりか、吐ききれないせいで、空気の換気もいまいちになってしまいます。

それだと、当然横隔膜は仕事をしていないので、

内臓が下がり、結果として下腹がポッコリになっちゃいます。

眠った横隔膜を起こしてあげるセルフエクササイズ

イメージするだけで、いい呼吸が出来れば良いのですが、

長い間、働くことを忘れた横隔膜はイメージしにくいもの。

そこで、まず始めに、直接横隔膜を刺激しちゃいます!

横隔膜はドーム状でその縁の部分は肋骨の下から触れることが出来ます。

みぞおちから少し余裕を持って、肋骨の4cm下位から手のひらを返すようにして肋骨の裏側に小指側から入れてあげます。

DSC_2388

このとき、肋骨を掴まないようにしてください。

急な咳などで肋骨を傷つけてしまう恐れがあります。

 

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手のひらを返しても中々、手が入らない人は手の位置を変えずに、

自分の身体を前に倒すと入りやすいです。

肋骨を触った状態で、息を吸います!

そうすると、手を押し出そうとする感じがあると思いますが、

そいつが横隔膜です。

数回呼吸を繰り返して横隔膜を刺激します。

無理に押し返したり、手を入れ込もうとすると他の内臓に刺激がいく可能性があるので無理はしないように。

 

次のエクササイズは仰向けになって、お腹に手を乗せます。

 

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そして、先ほど刺激してあげた横隔膜をしっかり使ってあげて、

吸ったときにお腹が手を押し上げてあげるようにします。

中々、イメージしづらければ、手で軽くお腹を押さえてあげると意識しやすいです。

 

最後は仰向けのままで、お尻を持ち上げて下さい。

 

DSC_2381

お尻が上がることで、骨盤も起き上がってくれるため、内臓自体も上にあがります。

ポイントは吸って吐いたときにお尻をあげます。

なので、最後のエクササイズの時は、ゆったり大きく息をして下さいね。

まとめ

下腹の謎見えてきましたか?

今回、お伝えした重要な要素は「呼吸」です。

きっちり吸って、吐く。

これだけで、体型に変化が感じられるはずです。

 もちろん、いくつかの要因が重なっているケースもありますが、

体型が変わったかな?

と思った時には、やはり身体自身がサインを送っているのです。

これに、気づかないままだと、内臓下垂から姿勢が崩れたり、内臓自体も不調が起こりやすくなります。

この機会にぜひ、ポッコリ解消と内臓も元気にさせてやりましょう。